40までにしたい10のこと

子育て、親業、プロボノ活動など、日々のことを記録していきます。

ビリギャルのママの愛情がすごい

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

 

今さらながら、ふらっと読んでみたら、ビリギャルの母親の愛情が深すぎてびっくりしてしまいました。もはや「信念」と言えるほどの子育て観。そしてそれを突き通す意志の強さ。

 

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「ただの学歴にも名声にも意味はない。だから子どもに大人の理想は押しつけない。本人がワクワクすることだけをさせる。それが子どもの感受性ややる気をはぐくむ」

「子どもに絶対に腹を立てない。たたかない。子どもなりの理由をよく聞いて、さとして、わかってもらう」

「世界中が敵になっても、我が家だけは絶対に味方だ、と思える家庭を作る。怖い親にはならない。」

「いつでもどんな時でも愛情をかけ続けることで、なんでも感謝できる子に育てる。感謝できたら幸福感も得られ、運も向いてくる。それが人にとって一番の幸せなのではないか」

「いつか子どもは親の庇護下を離れて、苦しいこと、悲しいこと、つらいことに出会うだろう、でも、家に帰ったら楽しい、絶対にほめられるというワクワク感想像さえあったら、子どもは何とか生きていけるのではないか。だから家に帰ったら全員が味方だ、と思える家族になれたら、母親になれたら」

 

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ああ、反省。

ついさっき、壁に大きくカラフルな恐竜たちを落書きした次男をしかってしまったばかりなんです…。一瞬、あまりのかわいい絵に「ああ、これ、かわいいな」と思ったのですが、「壁に描く癖がついたら困る」とか「図に乗って、もっと困ることしないかな」とか「大人の理想」がどんどんでてきて、いやみっぽく言ってしまった…。

 

壁に恐竜の絵があって、私に何か実害があるか?と考えなおしたら「無い」のです。

たとえ公共の場で落書きをするようになってしまったら、した時点できちんと言えばいいんです。先回りしない、ということ、今冷静になればわかるのになあ…。「すごい、かわいい恐竜さんたちだね!!!!」って最初に言ってあげればよかったなあ。

 

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「何より、うちの子どもたちは、自分を肯定的に見られる大人に育ったからです。どんなに地位や名誉や、学歴があっても、自分を否定的に見る癖のつた人間が、幸せに暮らせるわけがありません。

 子どもが学校に行きたくないのなら、よく理由を聞けばいいのです。あるいは一日でも二日でも、何とか行きたくなるような理由を考えればいいのです。頭ごなしに『先生の言うことを聞きなさい』とは怒らないこと。時には『行きたくなければ行かなくてもいいよ』と言うと、気が楽になって、かえって行けるようになったりするものです。そうしたコミュニケーションの積み重ねが、絆になります。

 子どもの学校での生活はストレスがいっぱいなので、毎日、行って無事に帰って来ただけでもすごいことだと私は思っていました。そう思って、子どもをほめるんです。

 世界一金持ちでなくてもいい、世界一頭がいいわけでもなくていいので、世界一幸せになって欲しかった。それには、愛情をもって、ほめ続けることが大事だ、と私は自分の育てられ方から、学んだのです」

 

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今でこそ、自己肯定感や非認知スキルを伸ばす大切さが一般の家庭にも浸透しつつあるから、この考え方を受け入れられる人も増えていると思いますが、当時、この信念で子どもを育てることが、どんなに周囲からの反発を招いたかと思うと、本当にすごいと思います。

 

事実、学校の先生や周囲から非難され続けてきたが、ビリギャルのママはそれを貫き通しているのもまたすごい。

 

ビリギャルが自分を貶める行為を、たばこや素行の悪さでストップできたのは、このママの愛情が大きいと思う。「ああちゃん(ママのこと)を泣かせないように生きないとな」と考えられるようになっていたから、自分を大事にできた、のだと。

 

この本には「派手な子」になってしまう子どもの心理が当事者の目線で分かりやすく書かれており、すごく参考になりました。

きっかけは親への反発から。せっかく仲良くなった仲間たちとの関係性を乱したくなくて、周囲と合わせなければ…と、だんだん素行が悪くなる。でもそれって、根本は「誰かに必要とされたい、見てもらいたいさみしさ」なんだなあ、と。

 

将来息子たちの素行が悪くなった時には、よく見極めて行動しないと。「やめなさい」と一辺倒に叱るのではなく、信じて見守ってあげる。自分を大切にできる子にするには、どんな時にでも「あなたは大切な存在なんだ」と言い続けるしかない。それは親や毎日接する大人の役割。

 

この本のもう一つの気づきは「夫婦で子育ての目線合わせができていないと、子どもは混乱する」ということ。ビリギャルママもそこは最初はうまくいかなかったようでしたが、最後は家族が一丸となって子どもを支える家庭になりました

 

ふむ、さて、この本をどう夫に紹介しようかな…。

 

 

(おしまい)