40までにしたい10のこと

子育て、親業、プロボノ活動など、日々のことを記録していきます。

親業育児日記 兄弟それぞれの辛さ

 

 昨日の晩の出来事。
 
布団に子どもと3人で横になり、「さあ!寝るぞ!!お疲れ、私!」と
電気を消した途端…
 
くすん、くすん、と漫画のように泣く、長男。

ああ、この蚊の鳴くようなサイン、長男らしいなあ…と。

 

次男はストレートに「ママ~~あのね~~!!」とくるのですが。

長男は本当に自己表現がへたくそなのです。
 

 

で、
気持ちをくみながら話を聞いていると、兄弟げんか、自分がいつも怒られ役で悔しい思いをしている、とのこと。
 
自分が悪いときは自分だけ、次男が悪いときは(たいていは喧嘩両成敗的な結果になっているので)両方悪い!と怒られ、不公平だ!!!!とな。
 
う~~ん、確かにそうね、不公平だわ。ごめんね。
 
「そんなに、長男ばっかりってこともないと思うけど…」とか反論したくなるところを、ぐっとこらえて。
 
すると、
 
話を聞いているうちに、彼の心の時間がどんどん巻戻っていき、過去の話に。
 
親業で学んだ方法で、相手の気持ちを受け止めながら、じっくり話を聞いていると、聞き手の思いもよらない方向へ話が飛び、それが話し手の気持ちの本当の原因となっている場合が多いんです。
 
ちゃんと聞かないとわからなかった「本当の理由」がわかる。
 
今回も、「怒られる回数にたいする不公平感」が彼の怒りの原因ではなく、常日頃感じている「自分がないがしろにされている感」が、気持ちの原因でした。
 
「ママは、リオ(次男)ばっかりビデオに撮って、じいじとばあばも、リオばっかり遊んで。…ぼくはひとりで、(カーペットの柄の)道路で、車で遊んでてさ…」と、涙ながらに訴える長男。
 
私はすっかり忘れてしまっていて、そんなことあったっけ??と。
 
でも自分も長女として似たような「疎外感を持ったエピソード」を抱えているので、(そしてそれは両親はきっと気づいていないのです)シンクロしちゃって心がぎゅ~~っとなりました。さびしかったんだよね、ごめんね。
 
そのほかにも、昔次男が赤ちゃんでプールに行けず、長男のリクエストに断ったことを責められ…(これも私はすっかり忘れている)
 
「過去のことを今更言わないでよ!」
「赤ちゃんだったんだから、しかたないじゃない!」は絶対NGワード。それを言ったら会話終了。
 
「プールに行けなくて悲しかったんだね」と気持ちを受け止めつつ、過去の出来事にとらわれている長男に対して、どうしたら彼の気持ちがこれから晴れてくれるかな、と考え始める。
 
聞き手からの提案はできるだけしないほうがいいのですが、少しだけ、聞いてみることにしました。
 
マッピー(長男)を悲しませたことを今知って、悪かったなって思うよ。今は一緒にみんなでプールに行けるけど、今はどう?」
「…今は楽しい」
「そうなんだ、安心した。今はプールに行けるから、楽しいんだね。マッピーとママとだけ、デートするって案もあるけど、どう?今度の週末遊ぶ?」
「…うん」
 
隣で大ブーイングの次男を制しつつ….
 
 
長男、最初は「ママとふたりだけ遊びに行く!」と言っていたのですが、この辺から急に声が明るくなり始め、「~に行こうか」「パパはリオとデートだね」など4人でワイワイ盛り上がってきたら、急に、
 
「みんなで一緒に遊ぶほうがいい!!!」とな。
 
ああ、よかった!!(心の声)
 
だいぶ気持ちが晴れてきたな、とほっとして、ああこれで寝れる~と思ったら…
 
隣で様子をうかがっていた次男がすり寄り…
 
「ママ~、あのね、リオくんね、嫌だったの~」と、今度は次男の親業タイム開始(笑)
 
ええ、そうですか。今度はあなたですか。
 
そろそろいい加減寝たい…と思いつつ、弟は弟で悩みや苦しみがある。
 
ふんふん、と話を聞いてみると、普段ひょうひょうとして世渡り上手に見える次男にも、「自分であけたかったヨーグルトのふたを、長男が勝手に開けた」とか、「なんでも長男の方が上手にできて、つまんない!」とか、まあいろいろ(笑)
 


なんか、かわいいな。この悩みは弟ならでは、なんでしょうか。


  
かれこれ二人分、40分…。
 
 
早く寝ようと急いで布団に入ったのに~、という思いはあるけれど、普段、ばたばたで話がちゃんと聞けない生活。すこしばかり寝る時間が遅くなっても、こうして親業でしっかり子どもの話を聞くことが、彼らの心の満足度をずいぶん高めてくれていることは、全部話し終わって、すっきりして、声のトーンが変わった彼らを見たらすぐにわかります。
 
本当にね、子どもって「すっきりした!!」ってすぐに態度でわかるんですね。かわいいなあ。
 
 
 
 
でも、

 

 

次の日やっぱり「早く起きなさ~~~~~~~~~い!(怒)」という声が響くのでした。
 
 
 
おしまい