40までにしたい10のこと

子育て、親業、プロボノ活動など、日々のことを記録していきます。

子や孫に縛られない生き方、という本について

孫はかわいい、でも四六時中子守は嫌。
だから二世帯住宅でも、頼みごとがあるなら、ドアを開ける前にまずメールでおうかがい。
 
そんな、子や孫に縛られない生き方、は新しい!!!
 
そんな本が少し前に話題になりました。
 
 
私はこの本の題名に出会ってからもう、なんとまあ、やりきれないというかゾワゾワ感が半端なくて、何でこんなに気持ちがかきみだされるんだろうと..。
 
親世代として嫌な気持ちとか、そういうのもとはまた違って。
なんだろ、と思ってここ数ヶ月整理してたんですが。
 
私がザワザワしてしょうがないのは、題名の「孫に縛られない」という言葉です。
 
ちょっと調べてみました。↓
 
しば・る【縛る】の意味
[動ラ五(四)]

1 縄やひもなどを巻きつけ、一つにまとめて結ぶ。また、動きが取れないようにひもや縄などで巻きつける。結わえる。くくる。「古新聞をひもで―・る」「後ろ手に―・る」
2 自由にできないように制限する。束縛する。「規則で―・る」「時間に―・られる」

Goo辞典より


自由にできないように制限する。束縛する。
 
と、いうことは、「孫」を主語にすると
「孫は、祖父母を自由にできないように制限する。束縛する存在である。」
ということ???
 
うーーん。
ここだ。
ザワザワしたのは。
 
孫には、そんなつもりはないじゃないですか、きっと。
 
ただただ、大好きなおじいちゃん・おばあちゃんがいて、甘えて、一緒にご飯を食べたり、遊んだりしてほしい。
 
それを「縛る」って言っていいのかな。
 
そんな悪いイメージで子どもの存在を語っていいのかな。
 
この言葉の題名の本が、祖父母の家の本棚に並んでいたら、それを読めた孫は「おばあちゃんは、私たちに縛られてるって思ってたんだ…」と、思わないかな。
 
この本を書いた方は元教育者(すみません、よく調べてません。でも、少なくとも母親)らしいのですが、年端もいかない孫に面と向かって「あなたは私を縛ってる存在なのよ」って言えるのでしょうか?
 
私は言えないな、って。
言われた子どもの人の気持ちを考えると、とても言えない。
きっと、言われた子どもはとっても悲しくなるか、心外に感じてその人のこと少なからず嫌いになると思う。
 


あと、「縛られている」って感覚は主観的だから受け手の意識が問題であって。
 

 
 
「孫ブルー」って言葉も、うーーん。
同じ理由でやっぱりザワザワします。
 
子どもも孫も大事、だからイキイキ関われるように、自分ももっと大事に生きる、(おそらく本の内容はそんな感じなのでしょう)という考えは納得します。
賛成。
 
でもさ、だったら本の題名もそう書いて欲しかったな。
「子どもも孫も自分もイキイキ、ハッピー!な生き方」とか
 
 
ダサい..。
うーん、売れなそう..(苦笑)
 
本の題名として人の記憶に残るとか、話題になるという役割は、確かに今の方が達成できていますが、私はやっぱり読む気にならないのです。
 
もっとポジティブな言葉で子育てを語ろうよー。
 
この言葉が、間違っても流行語大賞とかになりませんように。
 
 
おしまい