40までにしたい10のこと

子育て、親業、プロボノ活動など、日々のことを記録していきます。

働く、があたりまえだと思う女の子の育て方

西原理恵子さんの新刊 

「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」読了。


 前の日記で共感したと書いた、

 「親が本当に教えるべきことは、転ばない生き方ではなく、転んだ後どう立ち直るかだ」とう文章は、

書評の方が書いたのではなく、そのまんま本の中の言葉でした。

 失礼しました。


 西原さんの考え方は、まったくもって同感。 

女が無職で子どもを育てる危険、身をもって体験しましたから… 


が、この本で読んで新たに気づいたことはとくになく、

 むしろ「え?世の女の子たちは、こんな甘っちょろい考えをもって生きてるの?」と 驚きを覚えました。


 それくらい、私の中で「女が自立して生きていくこと」は当たり前で。 


母親から「女も手に職だ」とか「自立しろ」などとは一切言われたことがなく、

 ただ両親の生き方から自然と「ああ、女の人も働いたが自由だ」と感じとっていました。


母は養護教諭で、子どもを3人働きながら育てました。 


子ども(私たち)が風邪をひくと、職場の保健室のベッドで休ませて自分は仕事。 


職員室で他の先生がアイスをくれたり、 

休み時間には、学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが遊んでくれたりと、

 ちょっとうれしかった。 

(今はありえないことだとおもいます)


 中学校の不良学生相手にストレス発散ができるほど、

養護教諭が天職だった母。

 一度、職場の小学校へ届け物をしたときに見た母は、

 子どもが怖がるからと白衣代わりに猫のアップリケがいっぱいついたエプロンを着て、 

廊下の奥から「お~~い」とニコニコ笑顔でペタペタ小走りに出てきて、

 身長が低く、ザ・かわいいおばさんで、

とてもとても「先生」という感じではなく、 

「ああ、子どもに好かれるはずだわ」って納得したのを覚えています。


 と、同時に天職を持っている母を本当に羨ましく思いました。

 仕事は人を輝かせる、ということを、母のあの姿から実感したのだと思います。


 父は仕事人間でしたが子どもも大事にしてくれ、 

自分は通勤2時間の場所に教育にいいからと、家を買い、 

朝から晩まで働いて、

休みにはいろいろ連れて行ってくれて。


 父のすごいところは、仕事の愚痴はいっさいこぼさなかったところ。 

これ、本当にすごい。 

今働いていて、このすごさに気づきました。 


お酒も飲まず、たばこもギャンブルもせず、

 いったい何をストレスのはけ口にしているのか本気で不安になって、 

もしや、変な趣味とかないのかと、 真剣に聞いたこともあったっけ… 


そんな親の姿を見て、 自然と「仕事をして生きる楽しさ」を実感できていたからこそ、 

女でも、結婚しても、子どもができても働いて生きていくことが当たり前だと思ったし、 なんだか楽しそう!と将来を悲観はしなかった。


 口でいろいろ言うより、結局子どもは親の背中を見て育つ。 


ちょっと話がそれるのですが、

この間帰宅の電車のなかで内定者(私の会社ではなく)らしき女の子達が、「働くのやだなー」「休みどれくらいもらえるのかな」「この会社に何で決めたかわかんないし」と延々話してて、

彼女たちのこの先のことを勝手に心配してしまい。


えっ、入る前からそんなんで大丈夫なの?

仕事って大変だよ。

でもやってやる!的な気負いもなく入社する人って、きっともっと大変なんじゃないかな..


でもそういう人って実は多いのかな、とも。


息子たちには、ワクワクして好きな仕事を選んで生きていって欲しい。


私は、両親がしてくれたみたいに、

息子たちに仕事をする楽しさを伝えられているかな… 


愚痴や「疲れた」ばっかりになってしまっていないかな… 


なってるな..


うん、疲れるんです。

だって本気で楽しんでやっているものは疲れるから。


ってことをわかって欲しいのですが、まだ無理かな。


今晩も、くだんぐだんな私に遊んでー、聞いてー、のオンパレードでしょう。


まあ、きっとそれも後から思い出せば「幸せな一時」になるのかな。



おしまい